hs-sql-agent は、ランタイムのオブザーバビリティと SQL コントロールプレーンを分離しています。本番運用では、データベースの監査テーブルだけを唯一の運用シグナルにせず、ヘルスチェック、メトリクス、テレメトリエクスポート、監査保持、外向きの alert/SIEM 配信を組み合わせられます。
ヘルスとスロークエリの監視
サンプル環境では次の設定を公開しています。
HEALTH_PROBE_ENABLED
HEALTH_PROBE_INTERVAL_SECONDS
HEALTH_PROBE_TIMEOUT_SECONDS
HEALTH_PROBE_MAX_CONCURRENCY
SLOW_QUERY_THRESHOLD_MS
ヘルスプローブは任意です。スロークエリ閾値は、SQL 実行を運用上の slow query として分類する基準を決めます。
Prometheus と OTLP
Prometheus はアプリケーション API とは別の listenerで提供されます。
PROMETHEUS_ENABLED=false
PROMETHEUS_HOST=0.0.0.0
PROMETHEUS_PORT=9000
任意の OpenTelemetry export は次で設定します。
OTLP_ENDPOINT=
OTEL_SERVICE_NAME=hs-sql-agent
scrape 型の metrics には Prometheus listener を使用し、deployment topology に collector が含まれる場合は OTLP を使用してください。
Alert と SIEM 配信
サーバーは任意の署名付き外向き宛先に対応します。
ALERT_WEBHOOK_URL=
ALERT_WEBHOOK_SECRET=
SIEM_WEBHOOK_URL=
SIEM_WEBHOOK_SECRET=
DELIVERY_MAX_ATTEMPTS=6
DELIVERY_MAX_CONCURRENCY=4
宛先 URL を空にすると、その連携は無効になります。signing secret は他の deployment credential と同様に永続化し、安全に保護してください。
監査保持
保持処理は稼働中のリクエスト処理とは独立して制御されます。AUDIT_RETENTION_DAYS=0 では自動保持処理を無効化します。現在のサービス実装が受け付ける保持モードは Archive と Purge です。Archive では期限切れレコードを削除前に設定済み archive path へ保存します。
関連設定:
AUDIT_RETENTION_DAYS
AUDIT_RETENTION_MODE
AUDIT_ARCHIVE_PATH
AUDIT_FALLBACK_PATH
AUDIT_RETENTION_RUN_HOUR_UTC
fallback path は運用障害時の処理で重要です。archive または fallback の監査出力へ依存する deployment では、設定した保存先を永続化してください。